もりかわ　ひろゆき 森川 裕之 さん

日本最初の板前割烹の浜作二代目主人森川武の長男として昭和37年京都祇園町に生まれる。青山学院から慶應義塾大学大学院史学専攻中退。平成3年父の急逝により三代目主人となる。以来30年、毎晩、祇園本店のカウンターに立つ。昭和天皇、上皇陛下をはじめ、チャールズ皇太子、チャップリンなど数多くの海外の賓客のお食事を供し、又、全国各地のホテルレストランの料理指導をも手がけている。正当なる日本料理の継承者として国より「現代の名工」に京都料理界では最年少で指定を受ける。また、料理教室を主宰し、去年30周年、通算2300回、延べ3万人の生徒を数える。メディアにおいては、2021年の元旦に、NHK総合テレビ「偉人たちの至高のレシピ 京都 板前割烹の献立帖」、NHK Eテレ「京都 板前割烹～直伝 おせちの極意～」に出演、「きょうの料理」やNHK「土曜ほっと」の京料理コーナーのレギュラーを六年間勤めるなど、マスコミにも登場している。今夏、新本店再開業と共に、お料理、京文化など大人のエンタメ配信を行うオンラインサロン「クラブオン浜作」を開設。趣味は、歌舞伎の他、義太夫、清元、常磐津、又、マリアカラスをはじめとする、往年のオペラ歌手やジャズのレコード収集。