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二十四節気の食材とレシピ「立秋」

バルサモ・ディヴィーノで焼肉のたれ(梨)

立秋は暦のうえでは秋のはじまり。しかし日中はまだまだ暑い日が続いています。秋の感じはまだまだ…と感じる一方で、何となく夕暮れが早くなった感じがしますね。この頃は夏の疲れが出てきます。冷房が効いた部屋に1日中いると体の中から冷えてしまいます。胃腸も弱り、食欲がなくなると、免疫力の低下にもつながります。そんな時は昔から「甘酒」を飲んで夏バテから身を守ってきました。甘酒の原料はお米。おろし生姜を加えて召し上がると、お腹もポカポカして元気が出ます。麹菌の作用からお腹の調子も整えますので、食欲がない時はおすすめです。

かぼちゃ

「いも、くり、なんきん」。この言葉は昔から女性が好きな野菜の3種類。女性は昔からでんぷん質の甘い野菜が好きなようです。いもとくりの旬は秋ですが、かぼちゃは夏に収穫される野菜です。収穫してすぐ食べるのではなく、1ヶ月ほど寝かせるとでんぷんが「糖化」されて美味しいかぼちゃになります。かぼちゃの栄養は何といっても色がポイント。かぼちゃの色の黄色はカロテンが多く含まれているためで、鼻やのどの粘膜を守り風邪予防におすすめの栄養素です。かぼちゃのカロテンを上手に摂るためには、調理に一工夫が必要です。カロテンは油と一緒に調理をすると吸収力がアップします。かぼちゃの煮物もそのまま煮てしまうよりも、少し油で炒める、またはさっと油で揚げてから煮ると吸収がよくなります。またそのまま煮て、後で鶏の挽肉のそぼろあんをかけるというのも良いでしょう。煮物が苦手という人はかぼちゃをつぶしたサラダはいかがでしょうか。ヨーグルトやチーズなどを加えると、油も一緒に摂ることができます。かぼちゃのスープも同じ、牛乳と一緒に摂ることでカロテンの吸収もアップします。おいしいかぼちゃは、軸が太くコルク状になっていることがポイント。コルク状に乾燥しているということは、しっかり寝かされて糖化が進んでいるという証拠です。

かぼちゃのプリン

かぼちゃのプリンは栄養満点のスイーツ。抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンA、C、Eを1食で1日に摂りたい量の半分以上摂る事が出来ます。その他不足しがちな食物繊維やカルシウムが摂れるのも嬉しいポイントです。

ブルーベリー

ブルーベリーといえば、青紫をした丸い果実、最近ではフレッシュな状態で店頭に並ぶようになりました。紫色のアントシアニンといわれる抗酸化成分が多く含まれており、目の働きをサポートするという報告があります。丸ごと食べられるので、ビタミンCも壊れることなく摂取ができ、食物繊維や亜鉛といった成分もお手軽に摂ることができます。ブルーベリーの食べ方は、ヨーグルトやサラダと一緒に、またスムージーにして召し上がることが多いと思います。たくさん手に入ったときはジャムにしてしまうのも良いですね。ブルーベリーはお菓子やデザートのイメージが強くありますが、肉料理とも相性はとても良い果物でもあります。ブルーベリーをオリーブオイルでソテーして、少しバルサミコ酢と塩・胡椒で味を整えます。一度お試しください。

ブルーベリーにパイナップルやレモン果汁、バルサモ・ディヴィーノの加えた爽やかなスムージーは、1杯で1/3日分のビタミンCを摂る事ができます。また、糖質をエネルギーに変えるために必要なビタミンB₁やマグネシウムを含んでいるので、パスタやパンなどと一緒にお召し上がりいただく際におすすめのレシピです。

すだち

すだちは焼き魚などに添えられており、ギュッと搾ると爽やかな香りに包まれる柑橘類。レモンとは違った香りを楽しむことができますね。すだちの栄養はビタミンCがあげられ、レモンよりも多く含まれています。カリウムも多く含まれていますので、むくみやすい方にはおすすめです。もちろん抗酸化作用のある「スダチチン」、「エリオシトリン」、「ヘスペリジン」、「ナリルチン」といったポリフェノールも含まれており、脂質の吸収をゆるやかにするなどの効果もあることから、揚げ物など油っこい料理に果汁を絞るのはおすすめです。クエン酸は夏の疲労回復におすすめ。疲れを残さないことは免疫力が高まる生活習慣となります。さわやかな果汁をお楽しみください。

ドレッシングは手作りすることで香り高く、また体にも嬉しい調味料となります。すだちドレッシングと市販の和風ドレッシングの栄養素を比較すると、塩分は約8割カットすることができ、すだちに含まれるカリウムやビタミンCはしっかりと摂る事ができます。爽やかな香りが楽しめるのも嬉しいですね。すだちドレッシングは、野菜のサラダだけでなく、魚料理にも幅広くお使い頂けます。

夏の終わりから秋にかけて、季節を感じる果物の一つである梨。みずみずしい中にも甘味があり、疲れたからだを癒やしてくれます。アスパラギン酸といわれるアミノ酸が多く含まれていますので、夏バテぎみの体にはおすすめです。また梨はたんぱく質の消化を促す酵素が含まれています。焼肉のたれに梨のすりおろしを入れることがありますね。肉料理の後のデザートに梨を食べると胃腸がすっきりすることでしょう。バルサモ・ディウィーノを使用した焼肉のたれは、市販品には含まれていないビタミンA、K、E、Cが含まれており、塩分も44%オフと健康的な焼肉のたれです。またシャキシャキとした食感は食物繊維が多いから。お腹の調子も整え、不要なものも外に出す働きがあります。梨はデザート以外にもサラダに入れるのもおすすめです。梨にはカリウムが多く含まれていますので、味の濃いものを食べたり、むくみが気になるときにもおすすめです。

バルサモ・ディヴィーノで焼肉のたれ(梨)

美味しい梨の選び方は、ずっしりと重さがあるものは、水分も多くみずみずしさを味わうことができます。果皮が褐色の赤梨は表面がザラザラとしていますが、熟度がますと、ざらつきが少なくなります。果皮が緑色の青梨は、熟すと果皮が黄色に変わります。黄色みがかった果実のほうが酸味が減少し甘さを感じます。

車えび

車えびはほとんど脂質が含まれず、高たんぱく質な食材です。たんぱく質は筋肉をはじめ、免疫力を高めるためにも重要な栄養素でもあります。 様々なビタミンも含まれ、糖の代謝や貧血の方にもおすすめです。えびの赤色はアスタキサンチンといわれるカロテノイドの一種。抗酸化作用があり、免疫力をアップの効果も期待ができます。えびは殻を剥いた後、片栗粉に塩を少しいれたもので揉んで、流水で流すと臭みを取り除き、プリプリとした食感になります。

えびの香ばしさとトーストのサクサクが病みつきになる、えびのすり身のトースト焼きは、油で揚げて調理した場合を比較すると、カロリーを約30%、脂質を約55%もカットすることができます。また1食で摂りたいたんぱく質やアスタキサンチンと同様に抗酸化成分であるビタミンEが摂取できるのも嬉しいポイントです。

(文/グラフ デザイナーフーズ株式会社)