チェリーテラスの食とレシピ

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【極めるシリーズ第1弾】本格パエリアを極める!

チキンときのこのバレンシア風パエリア

今月から新たに【極めるシリーズ】をスタート。
チェリーテラス商品を使用した究極のレシピをご紹介いたします。
レシピだけでなく調理法やポイント、失敗談などもお伝えできればと思います!

第1弾は本格パエリア
チェリーテラスの料理教室でも大人気のパエリア。
いつもご紹介しているパエリアはごはんを炊き上げるタイプですが、
今回は本場のごはんをカリカリに仕上げたレシピをご紹介。

というのも弊社スタッフがプライベートでパエリアを食べに行った際に
初めて本格パエリアを食べて感動し、
「クリステルでもできるかもしれない!」と思ったのがきっかけでした。

※具材について
日本ではシーフードが盛りだくさんのパエリアがメジャーですが、パエリアの発祥はスペインのバレンシアで、
本場では猟師が捕ってきた獲物(うさぎ)や山の幸(きのこ、パプリカ、インゲンなど)を使用して作っていたそう。
今回の具材も山の食材を中心に作っていきます。

ポイント
使用する道具
トマト or トマトペースト
日本の白米 or バレンシア米
米を炒める or 炒めない
白米、具材を入れるタイミング
オーブンに入れる or 入れない
ガス火 or IH

〈作り方〉

① ラウデミオをひきクリステルステンレスフライパンで鶏手羽を焼き、十分な焼き色が付き、火がある程度通ったら取り出す。同じフライパンにラウデミオを足し、きのこを炒めて取り出す。

ポイント1
使用する道具

料理教室ではクリステル浅鍋を使用していますが、今回はクリステルステンレスフライパン28cmを使用。
フライパンは高さがないので水分が蒸発しやすい。サイズは本場のパエリアパンに近く現行品の1番大きいもので作りました。
またテフロン加工がないステンレスタイプなので、木べらでおこげをガリガリしても剥がれたりすることがありません。

さらに、フライパンもクリステル鍋同様、十分に温めておくことで具材がくっつきにくくなります。
フライパンに水を垂らし、球状にコロコロさせてからオイルを馴染ませて焼きましょう。

 同じフライパンにラウデミオをひき、にんにく、玉ねぎのみじん切りを炒める。トマトを加え、水分が完全になくなるまで炒める。

ポイント2
トマト or トマトペースト

トマトペーストだとトマト味が強く出過ぎてしまう印象だったので生のトマトを使用。ただ、生のトマトだと水分が多いのでしっかり水分を飛ばさないとお米を炊く水分量に影響出るので、旨味を凝縮させるようにしっかり水分を飛ばしてください。

 サフランを浸したブイヨン、1の鶏肉、いんげんを加え、グツグツ沸騰したら鶏肉、いんげんを取り出し、白米を加え、中強火で8分加熱する。

ポイント3 
日本の白米 or バレンシア米

日本のお米は水分量が多く、バレンシア米は少ない。
粘りが出にくいのでバレンシア米を使用するに越したことはありませんが、
今回は馴染みがあり、いつでも作れるように白米で作れるレシピにしました。
何より白米の方が味が美味しいです!
また、日本米でも古米等、少し古いお米だと粘りが出にくく、新米よりおすすめです。
バレンシア米で作る時はブイヨンを少し増やして(10ml〜20ml)作ってみてください。
※バレンシア米は少し高価ではありますが、Amazonでも買えるので、より本格なパエリアを味わいたい方は購入してみてください。

ポイント4
米を炒める or 炒めない

パエリアのレシピを検索してみると米を炒めるか、炒めないかでも作り方が分かれています。
どちらのやり方が美味しく出来るのか試してみましたが、炒めない方が美味しいという意見がほとんどでした。
日本の米は炒めると仕上がりにどうしても粘り気がでてしまいます。
また、炒めた方が火入れ時間が長くなるので柔らかくなり過ぎてしまう印象を受けました。

ポイント5
白米、具材を入れるタイミング

グツグツと全体が沸騰してから米を入れるのもポイント。
ブイヨンと一緒のタイミングで米を入れると粘りが出るのと焦げやすくなりました。
また、具材も米と一緒のタイミングで入れると水分が飛びにくく、米がべちゃっとした食感に。

 8分加熱し、米の水分がなくなってきたら弱火にして8分加熱する。このタイミングで具材を乗せる。

ポイント6
オーブンに入れる or 入れない

火を通すのにオーブンに入れるのかも工程で意見が分かれるポイントです。
今回のレシピではオーブンに入れずコンロの上で完成させるレシピにしました。
オーブンを予熱したり片付けが増える手間があるのはもちろん、家庭用のオーブンですとどうしても火の入りが弱いのでオーブン内がスチーム状態になり炊き込みごはん状態になるような気がしました。

 最後にラウデミオを全体にまわしかけ中強火で2〜3分様子を見ながら加熱し、焦げ目をつけてカリカリにする。

ポイント7
ガス火 or IH

最後に熱源についてですが、使用したフライパンが28cmと大きめなので
一般的なIHだと周りまで火が当たらない可能性が高いです。
そうなると中心部分は火が通っているのに外側は米の芯が残っているという場合があるので
ガス火の方が安定して火が入ります。
※IHしか使用できない場合は24cmのフライパンを使用し、米70g、ブイヨン350mlに分量を減らせば同様にうまくできました。

シーフードパエリア

シーフードパエリア

上記でバレンシア風パエリアをご紹介しましたが、シーフードパエリアももちろん美味しく作れます。

1、 シーフードを炒めて白ワイン200mlを加えて酒蒸しにする。
2、 貝が開いたら火を止めて具材と出汁を取り出す。
3、 出汁とブイヨンを合わせて450mlにする。

続きは工程②からと一緒です。

米が魚介のエキスをたっぷり吸収しているので旨味が強くて美味しい!
カリカリの米との相性も良いです。

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お酒にも合うレシピになっていますので興味がある方は
ぜひ、本格パエリアに挑戦してみてください!