7月のスパイス料理のコラムに続き8月は【本格スパイスカレー】をご紹介いたします。
基本のカレーから少しマニアックなカレーもご紹介。
この時期だからこそ「暑い〜!」と言いながら汗をかいて作って食べるスパイスカレーは絶品です♫
基本のスパイスカレー
まず最初に基本のスパイスカレーの作り方をご紹介。
少し工程は大変かもしれませんが、出来上がりのおいしさにきっと満足するはずです✨
あとはお好みのスパイスを加えて作ってみてください!
① バーミックス(スーパーグラインダー)でスパイスを挽いておく。
※粉砕しにくいスパイスがあったらパウダーディスクを使用してください。
トマト缶のトマトをバーミックス(ミンサー)でつぶしておく。
玉ねぎはバーミックス(スライシー/チョッピングナイフ)でみじん切りにする。
② クリステル鍋(深鍋20cm or 浅鍋22cm)に多めの植物油をひき、
にんにく、しょうがを炒め、香りが出てきたら
玉ねぎを加え塩をする。きつね色になるまでじっくり炒める。
ポイント1
ここで焦がさずにじっくり炒めること。
クリステル鍋なら時々混ぜるだけで焦げることなく炒めることができます。
ポイント2
鍋を斜めにした時に油が垂れてくるくらい入れてください。
少なかったら足してOKです。
③ ①で挽いたスパイスを加え炒める。
ポイント3
スパイスが鍋底に付くくらいまで焦がさないようにじっくり炒める。
④ ①のトマトを加え炒める。
ポイント4
トマトの水分がしっかり飛び、鍋底に付くくらいまで炒める。
しっかり炒めないとトマト感が強いカレーになります。
トマトカレーにしたい場合はここまで炒めなくてOK。
⑤ 別の鍋で豚肉を炒め、焼き色がついたら白ワインを加える。
アルコールが飛んだらブイヨンを加える。
⑥ ④の鍋に⑤を入れ5〜10分煮込む。味を調えて完成。
スパイスカレーの基本の作り方です。
途中でバター、ヨーグルト加えればバターチキンカレーにもなります。
お好きな食材、スパイスを組み合わせて挑戦してみてください!
マッサマンカレー
じゃがいもと鶏肉で作る「世界で1番美味しいカレー」とも言われているマッサマンカレーは
タイ南部のイスラム教の人たちが食べていたとされるご当地カレー。
タイ本国では知らない方もいるという知る人ぞ知るカレーです。
マイルドで食べやすいので辛いのが苦手な方にもオススメです。
◎カレーペーストは購入してもよいですが、自家製することでお好みの味に調整できます!
◎ペーストはまとめて作って冷凍できます!
◎材料はアジア食材店からネット通販できます。カレーセットのようなパックだと材料に無駄がありません。
ほうれん草のカレー
本場ではサグカレーと呼ばれるほうれん草で作るカレー。
本来はパニールといわれるチーズを具として加えるベジタリアンメニューです。
パニールは日本ではなかなか手に入らないので、代わりにカッテージチーズを一緒に盛り付けても良いでしょう。
※このレシピはベジタリアンレシピではありません。
スパイスと酸味の効いたトマトがよく合うさっぱりとしたレシピです。
カレーパーティの際、2種類目のカレーとして作ると彩も味も変化つけられておすすめです。
グリーンカレー
バーミックスでパクチーをなめらかにペーストにしたグリーンペーストで作る、本格グリーンカレー。
マッサマンカレー同様、ペーストは自家製ならではでお好みの辛さに調整して作ることができます。
多めに作っておけば他のレシピにも使えるので便利です。
チキン、海老をマリネして炒める、チャーハン、ポテトサラダに入れるのもおすすめ!
グリーンペーストのレシピはこちらから
番外編
グラインダーまたはスーパーグラインダー+パウダーディスクでスパイスを挽くと、
スパイスの種類によっては、洗っても容器に付着して取れなくなってしまうことがあります。
その場合30分ほど日光に当たる場所に当てておくと紫外線の効果で汚れが取れることがわかりました!
Before After
もしスパイスの汚れが落ちない場合は、ぜひお試しください!