近年、需要が高まっているせいろ。国産ひのきから、職人の手作業でひとつずつ丁寧に作られるチェリーテラスのせいろは、クリステル深鍋にスチームプレートをセットすれば本格的な蒸し料理が楽しめます。せいろは水蒸気の熱で加熱するため、火当たりが柔らかく食材の栄養分の損失が少なくて済み、旨みを存分に味わうことができます。また、蒸気で適度に水分を補いながら加熱するため、食材がふっくらと仕上がるのも特徴です。今回は自家製の肉まん、小籠包を作ってみました。
自家製肉まん
せいろから上がる湯気は寒い冬のおいしいごちそう。 寒くて外に出たくない日にのんびり作る、ふかふかの自家製肉まんはいかがでしょうか。市販品のようにひだを均等に包むのは難しいかもしれませんが、手作りならではのかわいい仕上がりになります。同じ皮でチャーシューや高菜漬け、とろみをつけたカレーやチーズなど包んでも。羊羹を包んで簡単あんまんもできます。
自家製小籠包
せいろを使用する料理の代表格の小籠包。難しそうなイメージの小籠包をスライシーを使って手作りしてみませんか?皮は手作りのほうが伸びがよく包みやすいですが、市販の大判の餃子の皮でも手軽にできます。ジュワーっと中から肉汁が出るようにするため、ゼラチンで固めたスープを入れています。
蒸したての熱々を食べてください!また、本来は千切りした生姜と黒酢でいただく小籠包ですが、意外や意外バルサモ・ディヴィーノが黒酢代わりにぴったり。黒酢より酸味が穏やかですが味に深みがあるのでオススメです。
【番外編】せいろで楽しむ朝ごはんセット
食材をせいろに並べて蒸すだけの簡単朝ごはん。ふわふわに仕上がったベーグルは焼きたてのおいしさです。お好きな野菜やパンで楽しんでみてください。せいろなら半熟卵も簡単に作れます。
—
焼売や蒸し野菜などにもぜひ活用してみてください。せいろは蒸し時間を細かく管理しなくてもよいのも嬉しいポイント。穏やかな加熱のため、多少放っておいても蒸しすぎにはなりません。気軽に作ってみてください。
また、蒸し野菜は茹でた野菜よりも甘みが際立つので、味付けなしでも素材の旨みを感じられます。さつまいも、かぼちゃは特にオススメ。冬なられんこん、長芋、カリフラワーなど。蒸し上がったせいろのふたを開けた時の、豊かな香り、風味はせいろならではの醍醐味です。