旬の野菜をもっとおいしく、長く楽しめたら…と思ったことはありませんか?そんな時は自宅で簡単にできる“干し野菜”がオススメです。干し野菜は太陽の光と風の力を借りて旨みと栄養がギュッと凝縮される魔法の食材。水分が抜けることで甘味や食感が際立ち、料理の味わいがぐんと深まります。
しかし、面倒なのが野菜の細切り、薄切り。
手では均一に切るのが難しい細切り、薄切りもスライシーなら素早く簡単です。
保存にも便利なのでストックしておけば忙しい日々の強い味方に。また、残り野菜を無駄なく使うのにも◎
また汁物に使用するときには出汁が出てさらに美味しくなります。

今回は大根、にんじん、ごぼうを使用。

ブレードは5種類全て試してみました。
作り方
ブレード1、2、3は細さの異なる細切り、
ブレード4、5は厚みの異なる薄切りがあっという間にできるブレードです。
大根やにんじんを縦半分に切ってスライシーの投入口に入れて切れば半月切り、1/4になら銀杏切りになります。
※細切りの場合は野菜を横向き、半月切り、銀杏切りの場合は野菜を縦向きで入れます。
異なる厚さですが、干し野菜にする場合は干す時間が少し違うものの、どのブレードでも使い勝手に大きな差はなさそうです。


ごぼうはブレード2。
大根はブレード2、3の細切りとブレード4、5の薄切り。
にんじんはブレード1、3の細切りとブレード4の薄切りで試してみました。
干し方


ざるや市販のネットなどに野菜が重ならないように並べ、
庭やベランダなどの日陰に半日〜1日干します。
セミドライ、ドライはお好みで干す時間を変えてください。
完成
意外にも一番太い細切りのブレード3、一番太い薄いブレード5が一番良い感じでした。
試作時にはブレード3は太すぎるかと思いましたが、仕上がると食べ応えがあってよかったです。


市販の干し野菜はブレード2が一番近いと思います。
完成した干し野菜はそのまま食べても甘味があって美味しかったです。



半月切り、銀杏切りは見た目も可愛くて市販品もあまりなく珍しいのでオススメです。

一番細いブレード1はお刺身のつまの様な仕上がりで、
干し野菜にするには物足りないかもしれません。
活用方法


・みそ汁等の汁ものにする時は、出汁に干し野菜をいれ、味噌などで味付けをするだけです。あらかじめ水で戻す必要はありません。みそ玉の具材にするのも◎
・ドレッシングで和えたり、炊き込みごはんにもオススメです!
※自家製は完全に乾かすのがむずかしいので早めにお召し上がりください。
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湿気の多い季節は傷みやすいので湿度の少ない冬場のうちか、
夏の暑い時期にぜひお試しください。