春は色鮮やかな野菜が旬を迎える季節。皆様に旬の野菜を手軽においしくたっぷりお召し上がりいただけるよう、今春からクリステル浅鍋を使用した、最小限の調味料で素材の美味しさを引き出すフランスの調理法「エチュベ」のコラムをスタートします。今回使用するのはアスパラガス、たけのこ、スナップエンドウ、そら豆といった春の恵み。さらに、はまぐりを加えることで、海の旨味をプラスしました。春野菜はみずみずしさと甘みが特徴的。エチュベなら、その魅力を最大限に引き出せます。そしてクリステル浅鍋を使うことで、素材の風味を逃さず、少量の水分でしっとり仕上げられます。

エチュベとは?
- 少量の水分で調理
水、出汁(ブイヨン)、ワインなどとバターや油を使い食材から出る水分だけで調理する。 - 密閉して加熱
フタをして蒸気を閉じ込め、食材の水分を活かす。 - 低温・弱火でじっくり
強火ではなく、じんわり火を通すことで素材の旨味を引き出す。 - 食材が柔らかく仕上がる
野菜や魚介類、鶏肉などがふっくら仕上がる。
クリステル浅鍋とエチュベの相性は?
✅ 熱伝導が良い → 弱火でもじっくり均一に火が入ります。
✅ 密閉性が高い → フタをして蒸気を閉じ込め、食材の水分だけで調理できるので
白ワインの蒸気が回り、旨味を閉じ込めてくれます。
また、浅鍋の広い底面が食材を均一に加熱し、ムラなく仕上がるのも大きなポイントです。
作り方
① クリステル浅鍋にラウデミオをひき、弱火でにんにくを炒める。

② にんにくの香りがしてきたら、火の通りにくい食材から順番に入れていきます。今回はたけのこ、スナップエンドウ、アスパラガスを先に入れ塩をします。時々食材を返しながら弱火で火を通していきます。

③ 全体に油が回ったらそら豆、はまぐり、白ワインを加え、ふたをして弱火で10分蒸し煮します。


④ はまぐりが開いたら塩こしょうなどで味を調えて完成です。

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春の訪れを感じる、やさしく滋味深い一皿。シンプルな調理だからこそ、素材の魅力を存分に味わえます。ぜひ、クリステル浅鍋で旬のエチュベをお楽しみください。