私が初めて、ヴィーガンを意識したのは本当に小さい子供ころでした。
ジョン・レノンとオノヨーコさんファミリーと軽井沢食事をする機会があり、もちろんその時は世界的に有名スターだとはわからなかったんですが、子供心に「なんで、こんなに美味しそうなフライドチキンを食べないんだろう?」と純粋に思ったのをとても強く覚えています。
それから時が経ち、オノヨーコさんとポール・マッカートニーが「ミートフリーマンデー」という活動をロンドンで呼びかけた記事を読みました。一週間に一度、月曜日はお肉を食べずに野菜を食べましょうという活動です。一週間に1日でもお肉を食べない日があれば、畜産業から排出される温室効果ガスを削減できるという調査結果が出ていて、これは、温暖化防止になるとのこと。
「これは素晴らしいアイデアだからみんなでとりいれよう。1週間に1日肉を食べなければ、地球にとって非常に効果的なんだ!」とポール・マッカートニーがインタビューに答えていました。(https://www.afpbb.com/articles/-/2611864)
それに、体もすっきりして、地球に優しいだけでなく、いいことずくめ。週末に食べ過ぎてしまった月曜日にお肉を食べないミートフリーになればいいっていう提案にとても感動しました。私は、お肉もお魚ももちろん乳製品も大好きですし、なんでも程よくバランス良く食べるのがいいと思うので、そんな緩い気持ちで毎日の食生活を楽しむのもいいなと思い、私も週に1から2日は、ヴィーガンデーにしています。
私がご紹介するヴィーガンレシピは、決して難しいものではなくて、誰でも取り入れられる、「ゆる〜いヴィーガン」です。ルールはシンプル、お肉、お魚、動物性乳製品を取らないこと。ルールを決めすぎるとルールを守れなかった時に苦しくなるので、出来ることをする!パートタイムで楽しむ「時々ヴィーガンです」
今回ご提案する、レシピのテーマは
「心と体が喜ぶ時々- ヴィーガン」
食べることは人生の楽しみです。毎日、朝、昼、晩と三食食べると1週間で21回の食事をしています。1ヶ月だとなんと630回!一年になると、1095回もの食事をしているんです!
その中で何回のお食事が思い出に残っていますか?
心も体も喜ぶ、そんなお料理のレシピをご紹介します。
五感を全て足して100%だとすると、味覚は何%あるかご存知ですか?たったの1%なんです!80%以上は視覚が占めています。
「美味しい」と感じるのは、味はもちろんのこと、見た目がとっても大切。記憶に残るお料理を作るには、五感にうったえかけるお料理を作ること! 誰とどんなシュチュエーションでいただくか、、、。それもとっても大切な要素です。
見た目にも美しく、五感に訴えかけるお料理をご紹介します。