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旬の時期
9, 10, 11, 12月
和名ひらがな きういふるーつ
和名カタカナ キウイフルーツ
英名 kiwi, kiwi fruit
仏名 kiwi
伊名 kiwi
キウイフルーツを材料に使ったレシピ
9件のレシピが見つかりました。
Cherry Terrace Official Site
マタタビ科の落葉蔓植物。原産地は中国南部。20世紀初頭に支那サルナシ(オニマタタビ)がニュージーランドに伝わって品種改良が進み、選抜育成した優良品種を栽培。ニュージーランドの特産品としてまたたく間に世界に広まった。この名は、外観がニュージーランドの国鳥キーウィに似ていることからつき、略してキウイともいう。ほかに、原産地にちなんで中国サルナシ、中国スグリ、オニマタタビといった別名もある。日本に入ってきたのは1964年で、1970年代から生産が始まった。栽培には温暖な地域が適し、当然、主産地はニュージーランド。世界の全生産量の90%を占め、ほかの栽培国はアメリカ(西部)、オーストラリア、日本など。それにロシアでは耐寒性の改良品種が栽培されている。日本の主産地は静岡県、和歌山県、愛媛県、福岡県など。近年盛んに栽培が行われるので、生産量は輸入品と肩を並べる。代表的な品種は果肉が緑色のヘイワード、ブルーノ、アボットなどで、近ごろは果肉が黄色で甘みが強く、酸味の少ないニュージーランドからの輸入品種(商品名はゼスプリ・ゴールド、ゴールドキウイ、ゴールデンキング、アップルキウイなど)も出回っている。日本の主要栽培品種はヘイワード。果実は長さ約6〜8cm、重さ120g程度とやや大きめの卵形。果皮は薄く、色は緑褐色で茶褐色の短い毛に覆われる。果肉の色はエメラルドグリーンとも表現される淡緑色だが中心部は黄白色。ごま粒のような黒褐色の種子が同心円状に多数並ぶ。中秋〜晩秋の10〜11月に収穫し、10〜4月に出荷。収穫時はかたくて酸味が強く、渋みもあるが、追熟するとおいしくなる。共通する味の特徴は、甘くてやや酸味があり、多汁ということで、食べごろの目安は触ったときに弾力があること。生食することが多く、横半分に切ってスプーンですくったり、皮をむき、薄い輪切りにしたりする。そのほか、サラダに入れたり、ピュレにしてドレッシングに混ぜたりババロアのトッピングにし、フルーツソースにしてヨーグルトやシャーベットに混ぜたりと、デザートや料理に広く使われる。ペクチンが非常に多いのでジャムにも適しているが、加熱すると緑色の色素は熱に弱いため黒ずみ、香りも熱により薄れて甘さだけが強い仕上がりになるのが欠点といえる。加工品は、ジュース、ネクター、乳酸菌飲料、ワインをはじめ、ジャム、缶詰、冷凍果肉を利用したゼリーやアイスクリーム類、乾燥した果肉を使った菓子類などさまざま。日本にはニュージーランドから輸入され、輸入品と国産品によりほとんど通年市場に出回り、一年中おいしいが、日本産の旬は出荷時期の10〜4月ごろといえる。なおこの果樹は比較的簡単に栽培できるため、家庭果樹用の苗木も出回り、庭木や鉢植えとしてしても好まれている。
◇栄養成分 美肌づくりのほか、風邪の予防や血管の老化防止に役立つビタミンCが多く、100g当たりの含有量はいちごを上回り、柑橘類の約2倍含まれる。糖分の多くは吸収のよいブドウ糖と果糖で、エネルギー補給に役立つ。また乳酸の生成を抑えるクエン酸やリンゴ酸を比較的多く含み、疲労回復に効果がある。ミネラルでは体内の余分なナトリウムを排出し血圧を下げるのに働くカリウムが多く、便秘を解消させ腸の働きを整える食物繊維も多く含む。注目したいのは、たんぱく質分解酵素のアクチニジンを含むこと。これは消化を促進し胃もたれを防ぐだけでなく、果汁やつぶした果肉に生肉をつけたり、切った果肉をのせておくと肉をやわらかくする。
◇選び方 すぐ生食するなら、触ってみて弾力があり、適度にやわらかいものにするとよい。
◇扱い方 かたい果実はりんごやバナナなどと一緒にビニール袋に入れ、やわらかくなるまで室温に置く。これはりんごやバナナが生成するエチレンガスの作用により追熟が促進されるため。
旬の時期
9, 10, 11, 12月
和名ひらがな きういふるーつ
和名カタカナ キウイフルーツ
英名 kiwi, kiwi fruit
仏名 kiwi
伊名 kiwi
9件のレシピが見つかりました。