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旬の時期
1, 2, 12月
和名漢字 蜜柑
和名ひらがな みかん
和名カタカナ ミカン
英名 mandarin orange
仏名 mandarine
伊名 mandarino
みかんを材料に使ったレシピ
7件のレシピが見つかりました。
Cherry Terrace Official Site
ミカン科。中国原産の柑橘類。日本で最も古くから栽培されていたのは紀州みかんで、江戸時代の柑橘類の代表品種。初めは熊本で、江戸時代初期(16世紀末)には紀州(和歌山)で栽培され、そこから船で江戸まで出荷されたので、この名がついた。小(こ)みかん、本みかんともいう。葉も果実も小さく、甘みと酸みのバランスがとれていておいしいが、果肉中に種が多いのが特徴。温州(うんしゅう)みかんに押されて、現在は和歌山、鹿児島で少量栽培されているにすぎない。江戸時代初期に薩摩(鹿児島)の長島で偶然生まれたと推定される温州みかんは、中国系のみかんとクネンボの突然変異種と推定される。明治時代半ば、温州みかんが紀州みかんにかわって一般に栽培されるようになり、枝変わりによる変異が生じて、多くの品種に分化。千葉県から沖縄までの海岸に近い温暖地で広く栽培されているので、9月下旬から12月中旬までの幅広い成熟期をもつ一大品種群になった。温州みかんの品種は、大きく早生温州と普通温州の2つ。早生温州は、成熟期が10月下旬ごろと早く、果皮も袋(じょうのう膜)も薄くて食べやすいが、風味はやや淡泊なので、一部には遅くまで木にならせておき、糖度を高めて完熟みかんとして出荷する方法もとられている。昭和50年ごろから成熟期を早くする改良が行われ、極早生温州ができた。これは開花から成熟までの期間が短いので、一般に糖度が高くなりにくく、糖、酸のバランスのとれた味のよい期間が短い。普通温州も成熟期により、早熟系、中熟系、晩熟系に分かれる。早熟系は11月中旬ごろに成熟する品種で、中熟系はもともとの温州みかんの成熟期である11月下旬ごろ熟す。晩熟系は12月上~中旬に成熟する品種で、南関東から東海産の晩熟系は長期間貯蔵ができ、遅くまで出荷される。果実の約9割は生食用で、残りがジュース、シロップ漬け、マーマレードといった加工原料用や、青果の輸出用などになっている。
◇栄養成分 主成分は蔗糖、果糖、ブドウ糖などの糖類で、酸は主にクエン酸。熟すに従って酸が減少し、糖が増して甘みを強く感じるようになる。ビタミンC、Eの含有量が多く、カロチンも含む。毛細血管を保護し、丈夫にする働きのあるヘスペリジン(ビタミンP)も含まれている。わずかだが多種類の香り成分を含み、特有の香りがある。
◇選び方 なめらかでつややかな黄橙色をし、扁球形で皮が薄く、大きさのわりに重く、皮が浮いていないものにする。
◇扱い方 温州みかんの貯蔵適温は3~5℃。低温に保てばかなり保存がきくが、ノーワックスのみかんは果皮から水分が蒸発してしなびやすいので、保存するならポリ袋に入れて。
*みかんを大量に食べると皮膚の色が黄色くなるのは、オレンジ色の色素が汗と一緒になって皮膚の脂肪を着色するため。食べるのをやめれば、元に戻る。
旬の時期
1, 2, 12月
和名漢字 蜜柑
和名ひらがな みかん
和名カタカナ ミカン
英名 mandarin orange
仏名 mandarine
伊名 mandarino
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