作り方
- クリステル深鍋24cmに<A>を入れて火にかける。沸いたら、ザルに入れて流水で洗った黒豆を入れる。火を止めて蓋をし、そのまま一晩置く。
- 1の蓋をはずし、中火にかける。沸騰したらアクをとり、1/2カップの差し水を入れる。再び沸騰したら、弱火にし(※1)オーブンシートなどで落し蓋をし(※2)、蓋を少し蒸気が逃げるように斜めがけにして5時間煮る(※3)。
- 蓋の隙間から箸で豆をひとつ取り出してみて、やわらかさを確認する。十分やわらかければ、火を止めて蓋をぴっちり閉め、そのまま完全に冷めるまで置く(※4)。
※1
火加減は卓上型の100V IH電磁調理器の『弱火』を基準にしています。タイマーがついていて、普段からクリステル鍋でご飯を炊いたり、豆を煮たりするのに便利な熱源です。ガス火等をご使用の場合は、煮汁の表面が軽く煮立つくらい(ご飯を炊くときの最弱の火加減)を目安としてください。
※2
豆が煮汁の表面にでて空気に触れるとしわがよります。紙のオーブンシートを鍋の大きさに切り、真ん中に直径1.5cmくらいの穴をあけ、全体に所々切り込みを入れたものを落し蓋として使います。
※3
5時間連続して煮ることができないときは、火を止めて鍋蓋をぴっちり閉めて中断し、再開するときには、再び煮立ったら蓋を斜めがけにして残りの時間を煮るのでも大丈夫です。そうでなくても、火加減により煮汁の煮詰まり方に差がありますので、ときどき蓋の間から煮汁が煮詰まりすぎていないかどうか確認するとよいでしょう。
※4
鍋の保温効果でゆっくりと冷めていく間、さらにじっくりと豆に味がしみていきます。理想の出来上がりは、豆が煮汁に隠れながらも、煮汁がとろりとに詰まっている状態です。保存するときは、豆が乾燥したり、しわがよらないよう、常に煮汁に浸った状態で保存してください。盛り付けはいただく直前にするとよいでしょう。
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