お馴染みの溝のあるペンネ、ペンネリガーテをオーブンで焼いた香ばしい夏野菜を合わせます。オリーブオイル、バルサミコの風味を加え、色鮮やかに食欲が倍増しそうなパスタに仕上げました。野菜は思い切りたくさん焼いておいて、冷蔵保存しても。オルトラーナは、イタリア語で菜園。新鮮な野菜を高めの温度で焼き、水気を飛ばして味を凝縮させ、香ばしくラフに仕上げてください。
レシピ制作者: 長尾 智子 さん
材料(3〜4人分)
作り方
- まず野菜の準備から。なすはへたを切って縦に2等分し、太さに応じて1~1.5cmに切り分けて、大きめのボウルに入れる(他の野菜も切ったらボウルに入れていく)。ズッキーニは両端を切り、1cmくらいに輪切りにする。パプリカは上下を切ってから、種の周りに包丁を入れて切り離し(こうすると中心の種から実を切り離しやすい)、へたを外し、全体を他の野菜に大体合わせて角切りにする。万願寺唐辛子はへたの部分だけ切り落とし、1,5cmくらいの輪切りにする(種はそのまま残す)。マッシュルームは石突きを少し切り、縦に2等分。大きいものがあれば4等分する。
- オーブンを220度に温める。1の野菜にラウデミオを大さじ1まわしかけて、しっかり混ぜ合わせる。次に小さじ2/3ほどの塩を振って全体をよく混ぜる。オーブンの天板にベーキングシートを敷き、野菜を全部移して平らにならしてから、15分ほど焼く。プチトマトは2等分しておく。
- 2を焼く間にパスタに取りかかる。クリステル浅鍋24cmに800mlの水を入れて煮立てる。そこにペンネを入れ、ラウデミオを小さじ1くらいと塩ひとつまみを加えてざっと混ぜる。ぐつぐつと煮たつ程度の火加減で12分を目安に、時々スプーンで軽く混ぜ、ミスがなくなるのが早ければ適宜足して、火加減が強すぎないようにして煮る。
- 途中、野菜が焼きあがったら、いったん取り出し、ベーコンとプチトマトを散らして加える。プチトマトに塩少々を振って、さらに10分ほど焼く。
- パスタが柔らかくなり、鍋底にとろりとした茹で汁が残る程度で茹で上がり。火を止め、ラウデミオ大さじ1をまわしかけて混ぜ、器に盛る。
- 上に焼き野菜をたっぷりのせ、仕上げにディヴィーノをまわしかけ、イタリアンパセリを飾る(食べる時に葉をちぎって散らす)。
ポイント
野菜を切り分けて味つけ→オーブンで焼く→焼く間にパスタを茹で始める→野菜が焼きあがったらトマトとベーコンを追加してさらに焼く→パスタが茹で上がったらオイルをプラスして仕上げ→盛り付けて仕上げ
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パスタを通常の茹で方をする場合は、野菜を焼き始めてから時間の目安通り茹で、茹であがったら盛りつける。茹で汁大さじ3~4くらいを焼き上がった野菜に加えて混ぜ、パスタと一緒に盛りつけ。茹で汁がさらっとしているので、野菜に加えてしっとりとさせるとパスタと馴染みやすい。
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