フランスの新年を祝う伝統菓子。サクサクパイ生地に挟むアーモンドクリーム作りもバーミックスなら楽々。市販のアーモンドパウダーでは出せない香りです。ご家族やご友人と切り分けてお楽しみください。
レシピ制作者: チェリーテラス
材料(直径約18㎝丸型 1台分)
パイ生地 ※市販のパイシート(18㎝角)でもOK。
- 薄力粉 95 g
- 塩 2 g
- 無塩バター(よく冷えたもの。1cm角に切る) 75 g
- 冷水 大さじ2
クレームダマンド
- アーモンド(素焼き・食塩不使用のもの) 60 g
- 粉砂糖 60 g
- 卵 1 個
- バニラビーンズ (またはバニラオイル) お好みで
- 溶き卵(つや出し用) 適量
作り方
- パイ生地を作る。バーミックス(スライシー/チョッピングナイフ)で、薄力粉と塩を数秒回転させてふるう。バターを加え、さらさらになるまで切り混ぜる。冷水を加え、生地がひとつにまとまるまで混ぜる。ラップで包み、冷蔵庫で1時間以上休ませる。
- パイ生地は薄く伸ばし、直径18㎝の丸型に包丁で切る。それを2枚作る。
- クレームダマンドを作る。アーモンドをバーミックス(グラインダー/スーパーグラインダー)にいれ、粉末状になるまで回す。粉砂糖・卵・バニラと合わせておく。
- オーブンは200℃に予熱しておく。天板にオーブンシートを敷き、パイ生地を1枚おく。*もう1枚は溶けて扱いにくくなるので冷凍庫で休ませておく。
- パイ生地の中央にクレームダマンドを広げる。(外側2㎝程度はもう1枚のパイ生地と接着させるため乗せない)
- クリームをのせていない外側の部分に溶き卵をつける。もう1枚のパイを重ね、外側が接着するようにフォークなどで軽く押す。上部パイにお好みの柄を包丁で描く。
- 溶き卵を塗り、オーブンで25-30分焼く。途中、もう一度、溶き卵を塗ると照りが増します。パイが十分焼けたら完成です。
メモ
*陶器製のフェーブまたはアーモンド一粒を忍ばせて、切り分けて食べたときに見つけた人が、その日「王様」「女王様」として王冠をかぶり祝福される習慣が続いています。
*フランスでは主に1月6日の「公現祭(エピファニー)」の日に食べます。
*自家製アーモンドクリームは冷凍も可能です。クロワッサン等のパンに塗ったり、挟んだりすれば「クロワッサンダマンド」がご自宅でも楽しめます。
*ガレット上部の柄は包丁でお好みの模様で。お店に並ぶものは螺旋模様や葉などの凝ったデザインですが、自家製なら気楽に放射線上でも格子模様でも◎
*ケーキ型が不要なのもうれしいですよね。パイ生地の無駄を出さないように四角く作ってもよいでしょう。購入する場合はパイの美味しさが増すので、バター含有量の高いパイシートをおすすめします。
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